第16回
     
日本てんかん学会九州地方会

                                       
「集い、議論し、人脈を築く、それが九州地方会」

平素より日本てんかん学会九州地方会の活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年も第16回日本てんかん学会九州地方会を2021710日(土曜日)に開催することとなりました。昨年の第15回に引き続きWEB開催となります。

 てんかんは小児から高齢者まで患者の年齢も幅広く、原因や治療法も単純ではない非常に複雑な慢性疾患です。今般の疾患や治療等に関する新しい情報は膨大であり、学会はそのような知識の獲得の場として重要であることは言うまでもありません。さらに、てんかん医療には小児科、脳神経内科、脳神経外科、精神科、リハビリなど複数の診療部門が協力を要し、患者が有する障害を支えるための社会福祉の連携も欠かせません。したがって、てんかんに関わる多職種スタッフの人脈や連携強化もまた学会の必要な役割になります。そういう意味で、「第16回日本てんかん学会九州地方会」もてんかん医療・福祉に関わる者たちが集い、議論し、情報交換を行い、そして人脈を築く大事な場所でありたいと思います。

昨年に引き続きWEB開催となりますが、あたかも皆様が長崎の地に集って、議論している様子を思い浮かべつつ、ホームページにあるイラストを作成しました。このイラストのように参加した皆様がたくさん議論し人脈を深める地方会となりますよう企画、準備をいたします。多くのご参加をお待ちしています。

末筆ながら、第16回日本てんかん学会九州地方会の企画にあたり、ご助言をいただきました九州大学・重藤寛史先生(日本てんかん学会九州地方会代表)、久留米大学・本岡大道先生(第15回日本てんかん学会九州地方会会長)に厚く感謝申し上げます。

小野智憲 (国立病院機構長崎医療センターてんかんセンター長

SARS-CoV-2感染によるCOVID19が猛威を振るう中、てんかん診療に関わる皆様も様々な制限の中で、工夫しながら診療を継続しておられることと存じます。

 例年より早い梅雨入りを迎えた長崎では5月中旬現在COVID19患者が急増しており、まさに第4波の渦中にあります。感染流行の収束がまだまだ見通せない中、710日に長崎にて開催予定の第16回日本てんかん学会九州地方会をweb開催とさせていただくことと致しました。昨年に引き続いてのweb開催となります。

 てんかん診療は様々な診療科や職種が、垣根を越えて議論し、繋がり、深めあうことが患者さんの予後やQOLに目に見える形で直結する領域です。てんかん学会九州地方会は様々な視点からの知見を学ぶと同時に、職種、診療科や地域を越えた人間関係を温めることをその大きな目的としていると、我々は考えています。

 本来であれば、皆様と顔をあわせて交流を深めたいところですが、今回は、最近聞くことが多い「またの機会に」という定型句を使わざるを得ません。近い将来、また直接お会いできる日を思いつつ、楽しく学びの多い地方会になるよう、スタッフ一同尽力いたします。

今回はwebカメラ越しにですが、皆様とお会いできることを楽しみにしております。

里 龍晴 (長崎大学小児科)

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